十数年以上も前
十数年以上も前、宅配のアルバイトをした時の話ですが、あるお宅へ代引きで商品を届けに行った時のことです。
宅配物の予定で、宅配会社の社員と同行の手伝いだったのですが、届け先は一戸建てのよくある普通の住宅でした。
届ける商品は手の平に乗るくらいの小さな壊れ物指定された小箱で軽い届け物でした。
見た感じはよくある小さな届け物だったのですが、同行した社員の方に代引きの値段を聞くとビックリ、送料、代引き手数料含め20万円を超えるお届け物だったのです。
中身が何かは分かりませんでしたが、備考欄にパソコンパーツと記載されていたので、当時パソコンに疎かった私は、パソコンパーツとは驚くほど高価なものといった印象を受けました。
今にしてみれば、小さなパソコンパーツだけで20万円を超えるようなものは見たこともないので、まだパソコンが普及していない当時の頃ならではのお届け物だったのだと、今になって珍しい体験だったのだと思い起こします。